夏の朝は早起き(と言っても5時半とか6時だけど)
めんどくさがり・サボり魔の習性で
毎日「今日は仕事サボって、一日中寝倒してやろうか」と言う考えが浮かんでしまう
その悪魔の囁きをどうにかこうにか軌道修正し、お風呂場へと向かう
私にとって、朝のシャワーは一日を始めるに当たって大事な大事な
禊(みそぎ)
寝ている間に噴出した、己の邪悪な気やら液やらを
水という精霊によって
文字通り、水に流すのだ。
ここで、私の脳内に流れるBGMは、B’Zの「MOTEL」
勢いないぬるいシャワーで体を洗い流して
ただの独りよがりの禊ぎ
寝る前にお風呂に入ったり、シャワーしたりするのは、よほど「汚れた」時だけ
夜は、一刻も早く寝ることが私にとって重要なの。
ということで、朝シャワーとなります。
まず、お湯の温度は45度、かなり熱い、水圧もMAXで。
そして、シャワーを「当てる」順番、これがとっても重要なのです。
一応、鍼灸師ですからね。
経穴を意識して、シャワーしますよ。
ポイントになる経穴にはシャワーを10秒当て続け、リンパの流れに(ほぼ)沿って
体中に溜まった邪悪なものが流れ出て、気力がみなぎっていくイメージで
首の後ろからスタート!
瘂門(督脈) 後頭部 外喉頭隆起の下 「あっも〜ん、さあさあ、頭と全身に血がめぐっていくよ〜」
完骨(足の少陽胆経) 乳様突起 耳の後 「完骨りゅうりゅう〜流れる流れる〜」
翳風(手の少陽三焦経) 耳垂と乳様突起の間 「耳の後ろにはビジネスのツボ〜 藤田田〜」
陶道(督脈) 背部 第1胸椎棘突起の下あたり 「身体中があったまる〜」
身柱(督脈) 背部 第3胸椎棘突起の下あたり 「ちりげ、ちりげ、ち・り・げ」
〜首の後ろから首の前に移動 胸鎖乳突筋を撫で回す感じで〜
天突(任脈) 胸部 頸切痕あたり 「天に突き抜ける〜天突〜」
〜首の前から鎖骨に沿って、ワキへ〜
極泉(手の少陰心経) ワキ 「ここから心臓〜こ〜こ〜ろ〜」 ここ、大事な経穴です。朝は極泉、超大事!
〜ワキと上腕の後ろを行ったり来たり、かなり入念に当てまくります。ワキから胸へ移動、そしてお腹へ〜
膻中(任脈) 両乳頭(おちち、ね)間 「ストレスさよ〜なら〜」
中脘(任脈)へそ上4寸(ちょうど胃のあたり) 「消化の神様〜こんにちは〜」
神闕(任脈)おへそ 「神さまここへ〜」
関元(任脈) へそ下3寸いわゆる「丹田」 先天の原気はここ! 「丹田、丹田、気を集め〜」
〜おへその下から鼠径部へ〜
衝門(足の太陰脾経) 鼠径溝の真ん中 ※ここ 唄ありません
〜鼠径部から臀部、お尻の後ろを行ったり来たり〜
承扶(足の太陽膀胱経)殿溝(お尻と太ももの境目)の中央 「お尻上がれ〜上がれ」
〜お尻から太もも前へ〜
血海(足の太陰脾経) 太もも内側 膝の上2寸5分 「血の海、けっかい〜 瘀血さよ〜なら〜」
〜膝をまたいで膝下へ〜
足三里(足の陽明胃経) 膝の外側 下3寸 「足三里〜万病にキック〜」
〜膝下からくるぶしへ〜
三陰交(足の太陰脾経) 足の内くるぶしの上3寸 「陰が交わる 三陰交〜」
最後は、水シャワーに切り替えて、足先と手先をじゃんじゃんして、終わり。
今日も頑張るぞ!