奈良の田舎から、東京に来て1年4ヶ月
大都会東京の生活は私にとって刺激でもあり、孤独でもあり、静寂の時間でもあり
結論としては、来てよかった。
息子夫婦に双子が誕生するとなって、なんの迷いも無く東京行きを決め
当時鍼灸3年で、卒業したら鍼灸院を開業するつもりだったけど、
とにかく東京での生活基盤を作るため
長年やってきた医療事務で仕事をソッコーで決めて(56歳で就職できたって、なんてラッキー)
これまたラッキーなことに在宅勤務になって、東京から奈良に帰った時もいつも通り仕事ができて
こっちに来て良いことが続いたような気がする。
収入も上がったし。
そういう意味では、東京は私にとってラッキースポットなのかも。
そんな東京生活もあと4ヶ月。
11月からはマレーシア・クアラルンプールでの仕事のため
東京⇆クアラルンプール⇆奈良
トリプルバージョンになる。
いつまで医療事務やってんだ?という焦りを常に感じながら
ここ(東京)に居るのはちょっとしんどかった。
「いつやる?」「いつまでこのまま?」
そんな心の声を、ずっと聴き続けた1年4ヶ月。
このしんどさから解放されるには、一歩踏み出す以外にないわ!と飛び込んだクアラルンプール行き。
息子夫婦には、孫のお世話出来なくなって本当に申し訳ない気持ちだけど
お母さんの挑戦する姿を見て、自分たちも頑張ろうと思ってくれたらいいかな。
2ヶ月ごとには日本に帰るから、その時にたっぷり孫のお世話をするつもり。
あと4ヶ月。
想い出をいっぱい作ろう。
1年4ヶ月の空白を4ヶ月で埋めようとする、57歳真夏。