肌荒れ日記
「毎日書きま〜す!」とか言うてたよな、私。
あれ?
三日坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた?
肌荒れがピークになって、ウツになってしまい
日記どころではなかったのですよ。いや、これ、ほんと。
で、その後、どうなったとか言いますと。
まずね、近医に行ったんです。
近所に新しくできた皮膚科です。
究極肌荒れがひどくて、もう半泣きで、ワラおもすがる気持ちで
フラフラになりながら、終始うつむき加減で
誰とも目を合わすことなく。
皮膚科に行ったんです。
たにの先生は若くて可愛いお医者さん。
若くて可愛いお医者さん捕まえて
55歳、初老の私が、涙目で訴えている図。
想像してみてくださいよ。
「哀れ」と言う一筆書きがフロントページに貼り付いてますよね。
で、たにの先生、私の顔をジーーーーーーーッと見て、一言。
「顔ダニ、ですね」
頭の中で、リフレイン。
「顔ダニ、ですね」「顔ダニ、ですね」「顔ダニ、ですね」
先生ったら、おもむろに私のきったない肌にピンセット突き刺して
ボコボコの凸の部分を引っ掻いて
ガラスのシャーレに載せて
高そうな顕微鏡で覗いて
トドメの一発。
「あ〜、顔ダニがいますね〜」
これですよ!これ!
1年以上も私の肌に、こんな、なまめかしい生き物がいたなんて!
先生は、「顔ダニは誰の肌にもいますから」と
一応、なぐさめの言葉を発してくださいましたが
この物体を前に、そんななぐさめは
初老の私には
ウツな私には
虚しく響くノミです。
ダニじゃなくて、ノミ。
完全に打ちのめされた気分でした。
が、しかし!
抗菌薬を処方してもらって、
洗顔石鹸も「顔ダニ用」に変えて、
一気に良くなってきているのですよ!
今、こんな感じ。
この2週間ぐらいは、新しいブツブツできてないもんねー。
いや〜、肌が少しでも良くなると
こんなに雄弁になれちゃうものなのですね。
肌、大事。
痛感。