ソウルで鼻瀉血&美容鍼しました

もう12月も半ばに差し掛かってきましたが、投稿一覧「下書き」にひっそりとこれが残っていまして

この投稿を公開しないことには、年は越せないな、と。

で、9月28日にソウルへ行った時のお話を今更ですが、投稿します。

現在、鍼灸専門学校2年の私。

元夫も鍼灸師だったし、生活の中に鍼灸が当たり前にあったので、いろいろな鍼灸術はそこそこ経験してるんですが

この私ですら、今まで経験したことがない部類の鍼灸術がこの世にはあったのです。

それが、「鼻瀉血」というものでした。

ちなみに、日本鍼灸では「瀉血」とは言わず「刺絡」といいます。

「瀉血」は医師が行う術でして、保険診療の範疇です。

J043-2 瀉血療法 250点
瀉血療法は、真性多血症、続発性多血症又はインターフェロンや肝庇護療法に抵抗性のあるC 型慢性肝炎に対して行った場合に算定する。
 
なので、鍼灸師は「瀉血」してはいけないんです、日本では。。。
 
 
お隣の国、韓国でも、日本で言う所の「東洋医学=韓医学」があるのですが、
「韓医学」の医師は、西洋医学の医師と同等の権威があり、鍼、灸、以外に、漢方薬も処方できるのです。
 
で、お話は「瀉血」に戻りまして。
 
日本ではできない、東洋医学方式の、この「瀉血」をぜひ受けてみたい!と、わざわざソウルまで行ってきたのです!
 
行ったのは、京東市場・ソウル薬令市場の

チェヒョク韓医院です。

 
「鼻瀉血」とは、文字どおり鼻の血を出す治療法です。
 
鼻の中に、太めの鍼をブスブスっと刺して、そこから鼻血を出すのですが
 
これがまた!
 

脳みそが溶け出しているんじゃないか

と思うくらい、頭の中の、ドロドロ・モヤモヤが、スーっと消えていくんですよ。

写真、見ます?

カラーにすると、閲覧禁止レベルなので、モノクロにしました。

あれよあれよと言う間に、手に持っているトレーが「血皿」になりました。

チェヒョク韓医院では、鼻瀉血と足・手瀉血がセットで25000ウォン(←多分これぐらいでした)

(安かったので)ついでに、美容鍼も受けました。

日本の美容鍼と違うところは、鍼の太さと鍼の打ち方ですね。

日本では、ほっそいほっそい鍼を使うんですが(内出血とか、痛みを最大限まで無くすため)

韓国では、体に使うのと同じか、もっと太い鍼を使って、鍼管無しでブスブス刺していきます。

鍼はこれ↓ 日本の3番、5番、ですね。

美容鍼は動画を撮ってもらいました!

鼻瀉血の効果、ですが

私の顔の赤みと吹き出物は、鼻瀉血で一気によくなり、ソウルから帰っても2週間ぐらいはいい調子でした。

また「鼻瀉血」しに、(暖かくなったら)ソウル行きたいです!