10月17日から、G7では初めて、世界で2カ国目
カナダが全国規模でマリファナ(大麻)が合法化される国となりました。
日本ではちょっと考えられないことです。
日本では、大麻を
所持
譲渡
譲受
栽培
することが禁止されています。(使用は禁止ではないんです。)
個人使用目的での栽培・輸出入の場合は、7年以下の懲役
個人使用目的での所持・譲渡・譲受の場合は、5年以下の懲役
カナダでも、規制範囲は州や市によって、自治体レベルでも異なるため、いったいどこまでが合法で誰が対象なのか、混乱が生じているようです。
連邦法はマリファナを合法的に購入できるのは18歳以上と定める一方、ブリティッシュコロンビア州のように19歳に引き上げている州もあります。
ケベック州では、新政権が法定年齢を21歳に引き上げる計画を示唆し、自宅栽培に関しては、マニトバ州同様禁じられています。また、タバコの喫煙が禁止されている場所を除き、公共の場での服用が法的に認められています。
各州がある一定の規制を設けているように、各市も独自の条例を定め、中には全市域で公共での服用を禁じているところもあり。つまり、自宅で吸うのはいいけれど、公共では吸えない、ということです。
ちなみに、モントリオール市公共の場での服用を全面禁止としています。
ブリティッシュコロンビア州とケベック州ではSQDCのサイト経由でのオンライン通販を認めていますが、カナダ国内配送のみ。
こうして見ると、「全面的にいつでもどこでもOKということでは決してない!」ということがわかります。
今、私たちが考えなくてはいけないのは「カナダはなぜ、合法化に踏み切ったのか?」ということ。
厳罰化による弊害の方が大きい、という消極的な判断なのか?
合法化による明らかなメリットを期待してのことなのか?
私がちょっと、ん?と思うのは「公共の場での服用禁止」ってなんでだろ?
お酒だったら、「家飲みはいいけど、外では飲んだらダメ!居酒屋もダメ!」ってことですよね。
ちょっと不思議。。。