薬物関連問題ソーシャルワーク研修に参加して思うことは「ないない尽くし!」

2月25日(日)薬物関連問題ソーシャルワーク研修に参加しました。

NADA JAPANのHPにもその報告をしましたので、そちらもご覧になっていただければと思います。

この研修会に限らず、依存症関連の学会やシンポジウム・研修会に参加して感じることは

参加者や講演者がほとんど一緒、ということです。

先生方もおっしゃっていましたが、「いつも同じメンバーでサークル活動のよう」

それだけまだまだ世に広まっていない業界だということです。

私も学会等に参加するようになって2年の新参者ですが

これまで鍼灸師さんとご一緒したことはありません。

昨年のアルコール関連問題学会では、お一人鍼灸師さんにお目にかかりましたが

後にも先にもお一人です。

 

これじゃ〜NADAを広めようにもどうしようもないな〜開き直るしかないな〜というのが本音です。

 

ところで、なんで関心が無いんだろ?

むしろ関心がある方が変わってるのか?

 

鍼灸師さんに限らず、依存症問題について関心ありあり!という人はごく少数というのが現実です。

芸能人が覚せい剤で逮捕された時ぐらいじゃないですか、関心を持つ時というのは。。。

 

鍼灸院に「依存症で困っています」とくる患者様はいないでしょう。

では、依存症の患者様はいないの?というとそんなことはありません。

アルコール、ギャンブル、薬物、処方薬の依存症患者は推定1000万人と言われています。

 

ところが。。。

 

依存症で困っている患者様が治療の選択肢に鍼灸治療を入れていない

鍼灸院も依存症患者を受け入れる体制にない

ないない尽くし!

 

まずは鍼灸師さんの無関心をなんとかしなきゃ、です。

どうやったら関心持ってもらえるんだろう。。。

「鍼灸の治療範囲が広くなるのはメリットではないのかな?」

「そのメリットを打ち消すほどのデメリットがあるのか?」

 

誰か一緒に考えませんか?